上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。
具体的には、
・試験対策
・試験内容
・難易度
についてのお話です。
資格を取得することのメリットとしては、
①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。
知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。
②就職できる可能性のある会社が増えます。
③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。
場合によっては高収入が得られるかもしれません。
試験対策
試験は、多肢選択/複数選択方式の60問、試験時間105分、合格点68%です。
試験準備として、Salesforce では、Salesforce Marketing Cloud ソリューションアーキテ クトとしての 6 か月から 1 年の実装経験、少なくとも 5 つの複合的な実装プロジェクトの実践経験、またはその両方、
もしくは Marketing Cloud メールアプリケーションと関連ツールを実装できる同等の専門知識の学習、オンラインコースの受講、Trailhead トレイル、自身の学習を合わせて行うことをオススメします。
試験内容に記載のあるテーマとして、情報収集と採択の出題割合は15%、CONTACT BUILDERが15%ですのでこちらを重点的に学習して、他のテーマの出題割合はそれぞれ12%以下のいずれかですので万遍なく学習することで合格ラインに近づきます。
試験料は、2万円ですのでこちらも必要となります。
試験内容
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタント試験では、以下の目的に関する受験者の知識とスキルを評価します。受験者は Marketing Cloud メールアプリケーションの実践経験があり、以下の分野の一般知識と専門知識を示す必要があります。
情報収集と採択
・一連のビジネス要件に従って、推奨すべきソリューションの設計に必要な追加情報を特定する
・一連のブランド戦略およびクリエイティブ戦略に従って、適切なソリューションの提案に必要な追加情報を見極める
・顧客の環境と目標に従って、ソリューションに含める必要がある外部システムの実行可能性を判定する (POS、CRM、eコマース、データ ウェアハウス、データソース入力) §
・顧客向けにデータとセグメンテーション戦略を組み合わせるための要件を収集する方法を示す (頻度、複雑度、送信量)
・購読者の獲得、管理、減少に関する顧客情報が含まれるシナリオに従って、この情報を活用してソリューションコンポーネントを選択する §
・与えられたソリューションに従って、Marketing Cloud アプリケーションの活用に必要な適切な顧客スキルセットを推奨する
概念設計
・顧客データを分析して、適切なデータモデルを決定する (リストモデル、データエクステンション)
・与えられたシナリオに従って、役割の技術的な専門知識を考慮し、所定の要件に適したソリューションを決定する (Automation Studio と Journey Builder の比較) §
・データフローに関するシナリオにおいて、そのデータフローを表す正しいデータフロー図を選択する
・顧客シナリオに従って、Marketing Cloud へのアクセスに関するユーザー事例から適切なものを特定する
・与えられた顧客シナリオに従って、ソリューションのスケーリング時に考慮すべき要因を特定する
・データ構造によって One to One メッセージとコンテンツを促進する方法を明確化する
・IP ウォーミングの目的を説明して、顧客ニーズに基づいて推奨案を作成する
MARKETING CLOUD CONNECT
・Marketing Cloud Connect の構成開始前に考慮する前提条件を理解する (Salesforce エディション、連携するユーザーのリスト、スコープユーザー、 管理者権限)
・Sales/Service Cloud および Marketing Cloud から取引先責任者、リード、 キャンペーン、レポートにメールを送信する方法について理解する (送信、トリガー、オートメーション)
・Marketing Cloud に取り込まれた Sales/Service Cloud のデータのセグメンテーションについて理解する
アカウント構成
・顧客シナリオに従って、ユーザーストーリーに基づいた適切な Marketing Cloud のロールを推奨する
・ビジネスユニットの作成が必要になる顧客シナリオのタイプを特定する (パブリケーションの種類、デモグラフィック、ワークフロープロセス、 組織構造) §
・与えられたシナリオに従って、返信メール管理に関する問題をトラブルシューティングする
・Sender Authentication Package (SAP) をビジネスユニットに適用する影響を分析する (リンクラッピング、ランディングページ、画像 URL)
レポート
・データビューおよびトラッキングの抽出のデータにアクセスする方法を説明する
・標準レポート、データビュー、トラッキングの抽出を比較対照する §
・送信ログについて、使用するタイミングと理由、作成と管理の方法を要約する
データ設計
・Marketing Cloud の各種データオブジェクトを説明する (データエクステンション、リストモデル、データ保持ポリシー、パブリ ケーションリスト、連絡禁止リスト)
・データエクステンションのビルド時に利用可能なデータ型、データ保持、 テンプレートオプションを理解する
・リレーショナルデータモデル内でデータを取得する方法を理解する (基本的な SQL)
・与えられた顧客シナリオに従って、リストまたはデータエクステンションへの適切なインポート方法を推奨する
・システムがデータベースオブレコード (database of record) である場合の影響を理解する
オートメーション
・与えられた顧客シナリオに従って、ビジネス要件を満たす適切なワークフローを選択する (インポート、セグメンテーション、メール送信)
・トリガーされたインタラクションとスケジュール済みインタラクションを比較対照する
メールのビルド
・顧客要件に基づいてメールをビルド、テスト、展開するのに必要なステップを理解する
・メールコンテンツをパーソナライズするさまざまな方法を説明する (AMPscript、パーソナライズ文字列、動的コンテンツ、ガイドテンプレート 言語) §
・コンテンツをパーソナライズする方法を比較対照する(SSJS 対 AMPscript、 動的コンテンツウィザード対 AMPscript/LookupRows 関数など)
・Marketing Cloud メールのさまざまな技術を説明する (リンクエイリアスタグ、インプレッション領域、Web 解析コネクタ)
CONTACT BUILDER
・Contact Builder の役割と機能を説明する
・データリレーションの種類がデータモデリングに与える影響を理解する §
・データデザイナーを使用してデータソースを Contact Builder に組み込む方法を要約する
・与えられた顧客シナリオに従って、簡単なインタラクションに使用される属 性グループのビルド方法を知る
JOURNEY BUILDER
・Journey Builder や Automation Studio などのオートメーションツールを比較対照する
・Journey Builder が含まれる顧客シナリオに従って、要件、アクティビティ、ステップを評価する
・連絡先がジャーニーを開始できる要件とメソッドを説明する
難易度
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタント資格は上位資格です。
Marketing Cloud メールアプリケーションの管理と構成の経験を示すため、 Salesforce 認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト試験に合格後に受験できます。
合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格も含めて資格失効となります。
上位資格の場合は基本資格よりも実務経験が長いことが条件に掲げられており、実機に触れた経験や試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となるため、資格取得難易度は高めです。
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタントプログラムは、お客様と直接関わる役割を担い、 Marketing Cloud の Email Studio、Journey Builder、Automation Studio、Content Builder、 Contact Builder、Marketing Cloud Connect をハンズオンで実装した経験があるコンサルタントを対象としています。
この資格は、実装設計のベストプラクティスを提示して、キャンペーンの展開を実行し、お客様向 けのカスタムソリューションをまとめることにより、Marketing Cloud の実装を習得している Marketing Cloud コンサルタントまたはパートナーを対象としています。
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタントは、お客様のビジネス要件を満たし、お客様の長期にわたる成功に貢献して、維持、拡張することができます。
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタントには、戦術的および戦略的なメールキャンペーンの実行において Marketing Cloud メールアプリケーションのツールを使用した経験が必要です。
コンサルタントは、コンテンツシステム、セグメンテーション、オートメーション、トラッキング、分析などの各種ツールを組み込んで、メールマーケティングキャンペーンをビルドする方法を理解しており、データをもとに顧客メールキャンペーンを最適化するための意思決定を行うことができます。
また、Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタントは、プラットフォームの 問題をトラブルシューティングして解決することができます。
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタントは通常、Salesforce Marketing Cloud ソリュー ションアーキテクトとして 6 か月から 1 年の実装経験、少なくとも 5 つの複合的な実装プロジェ クトの実践経験、またはその両方、
もしくは Marketing Cloud メールアプリケーションと関連 ツールを実装できる同等の専門知識が必要になります。
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタントは、ファシリテーションおよびコンサルティングの技術的なスキルが必要です。
Salesforce 認定 Marketing Cloud コンサルタントの受験者に必要な経験、スキル、知識、能力は次のとおりです。
・パーソナライズした動的なメールをビルドできる (AMPscript) §
・セグメンテーション、オートメーション、トラッキング、分析などの各種ツールを組み込んで、データをもとにメールキャンペーンを最適化するための意思決定を行える
・基本的な、または複雑なプラットフォームの問題をトラブルシューティングして解決で きる
・JOIN ステートメントなど、基本的な SQL を作成できる §
・Contact Builder を構成できる
・エントリレベルの (簡単な) Journey Builder インタラクションをビルドしてアクティブ化できる
・メールのパーソナライゼーションにおいて使用可能なスクリプトを利用できる (AMPscript、ガイドテンプレート言語、サーバーサイド JavaScript) §
・アカウントの設定と管理を構成できる (ビジネスユニット、ロールおよび権限、プロファイル、SAP、返信メール管理、ユーザー、購読者フィルター、FTP)
・データを構成できる (リスト、データエクステンション、Contact Builder) §
・購読取り消しを管理できる
・メールデータインタラクションを定義し、実行できる (インポート、データ抽出、ファイル転送)
・Automation Studio からオートメーションを構成できる §
・トリガーによる送信の定義を構成できる §
・Web サービスについて理解している §
・Marketing Cloud Connect を理解している