SALESFORCE 認定 INTEGRATION ARCHITECTURE デザイナー

上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。

具体的には、

・試験対策

・試験内容

・難易度

についてのお話です。

資格を取得することのメリットとしては、

①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。

知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。

②就職できる可能性のある会社が増えます。

③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。

場合によっては高収入が得られるかもしれません。

試験対策

試験は多肢選択/複数選択方式の60問、試験時間90分、合格点67%です。  

試験準備として、Salesforceでは、実機に触れる経験、オンラインコースの受講、Trailhead トレイル、自身の学習を合わせて行うことをオススメします。

試験内容に記載のあるテーマとして、SALESFORCE 連携機能の出題割合が28%、SALESFORCE 連携パターンが17%、エンタープライズ連携アーキテクチャの概念が15%

ですのでこちらを重点的に学習すれば合格ラインに近づきます。 

試験料は4万円ですのでこちらも必要となります。

試験内容

Salesforce 認定 Integration Architecture デザイナー試験では、以下の目的に関する受験者の知識 とスキルを評価します。受験者は、連携アーキテクチャアプリケーションの実践経験があり、以 下に示す各分野の知識と専門技術が必要です。 

SALESFORCE 連携機能 

・与えられたシナリオに従って、SOAP、REST、Bulk、ストリーミング、キャンバス、ワークフローアウトバウンド、Apex (コールアウト、@future など)、 Lightning Connect など、ビジネス要件を満たすために API ベースの連携を使用す べきケースを推奨する 

・SOAP、REST、Bulk、ストリーミング、キャンバス、ワークフローアウトバウンド、Apex (コールアウト、@future など)、Lightning Connect など、API ベースの連携を使用する場合の利点と欠点 (設計上のトレードオフ) を比較対照する 

SALESFORCE 連携パターン   

・与えられた連携シナリオに従って、アーキテクトが適切なパターン (レイヤ、タイミング、方向、数量) を選択するために考慮する必要がある要件と問題を説明する  

・ビジネス要件が含まれる顧客シナリオで、これらの目標を達成する実装パターンを要約する  

・さまざまなパターン(リモートプロセスの呼び出し – 要求と返信、リモートプロセスの呼び出し – ファイアアンドフォーゲット、バッチデータの同期、リモートコー ルイン、データの変更に基づく UI の更新) を使用する利点と欠点 (設計上のトレードオフ) を比較対照する 

エンタープライズ連携アーキテクチャの概念 

・Salesforce とその他のエンタープライズバックオフィスシステムを連携するビジネス要件が含まれる顧客シナリオに従って、適切な連携アーキテクチャを推奨する 

・データ連携の一環として、データのクリーンアップ、標準化、重複排除、データ変換を使用すべきタイミングと対象を分析して決定する   

・データ移行実行時のさまざまな考慮事項を分析して判断する (プラットフォームでの一括データ読み込み処理と SOAP データ読み込みのどちらがよいか、データ読み込みの監視、エラー処理など)  

SALESFORCE 連携テスト 

・与えられたソフトウェア開発ライフサイクルシナリオに従って、実装の成功に必要 なテストのタイミング、種別、順序を決定する  

・与えられた連携シナリオに従って、テスト要件を満たすために必要な適切なプラットフォーム機能を決定する  

SALESFORCE との連携:セキュリティ 

・与えられたシナリオに従って、顧客要件を満たす適切なセキュリティ戦略を決定する  

ツール 

・与えられたシナリオに従って、顧客要件を満たす適切なツールを決定する  

・与えられたシナリオに従って、ビジネス要件を満たす長所と短所を比較して、適切なツールを分析して推奨する 

監視 

・与えられたシナリオに従って、連携の問題を特定して切り分け、適切なアプローチを推奨する 

難易度

Salesforce 認定 Integration Architecture デザイナー資格は基本資格です。

合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格も含めて資格失効となります。

基本資格も実務経験が必要なことが条件に掲げられており試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となる為、資格取得難易度は高めです。

Salesforce 認定 Integration Architecture デザイナー資格は、Lightning プラットフォームとの安 全で拡張性の高い連携を設計するアーキテクト、アナリスト、アプリケーションマネージャを対 象としています。

この認定試験は、受験者が技術関係者にテクニカルソリューションを効果的に 伝え、品質と成功を保証するプロジェクトデリバリフレームワークを提供できる能力を判定することを目的としています。 

Salesforce 認定 Integration Architecture デザイナーは、Salesforce プラットフォームと連携する 安全で拡張性の高いソリューションを設計するために必要な連携要件を評価できることが求められます。

デザイナーには、さまざまなプラットフォームに複雑な連携パターンを設計して実装した経験のほか、ソリューションと設計のトレードオフについてビジネス関係者と技術関係者の両方に伝えた経験が必要です。 

Salesforce 認定 Integration Architecture デザイナーに求められる経歴は次のとおりです。

・コンピューターサイエンスの理学士号または同等の学位

・Salesforce プラットフォームでの実務経験が 3 ~ 4 年

・Salesforce の連携の経験が 1 ~ 2 年

・連携アーキテクチャの経験が 1 年 

Salesforce 認定 Integration Architecture デザイナーの受験者は、以下の経験、スキル、知識が必 要です。

・Lightning プラットフォームやその他のエンタープライズアプリケーションとの間にパ フォーマンス、安全性、信頼性の高い連携を設計する § 

・既存および将来の連携アーキテクチャを分析する § 

・プロジェクトに連携アーキテクチャのブループリントを開発して保持する § 

・他のエンタープライズアプリケーションやその他のクラウドアプリケーションと連携す る

・アーキテクチャ設計について、さまざまなレベルの関係者に効果的に伝える § 

・連携でドメインのベストプラクティスに従う

・インターフェースに堅固で拡張性が高いセキュリティメカニズムを設計する 

この試験の受験者は、場合によっては以下のサポートが必要です。

・与えられたシナリオ (機能) で最適なミドルウェアツールを定義する