上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。
具体的には、
・試験対策
・試験内容
・難易度
についてのお話です。
資格を取得することのメリットとしては、
①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。
知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。
②就職できる可能性のある会社が増えます。
③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。
場合によっては高収入が得られるかもしれません。
試験対策
試験は、多肢選択/複数選択方式の60 問、試験時間90分、合格点65%以上で取得可能です。 §
試験準備として、Salesforce では、実機に触れる経験、オンラインコースの受講、Trailhead トレイル、自己学習を合わせて行うことをオススメします。
試験の出題割合としてCPQプラットフォーム、価格、バンドル設定、注文・契約・修正・更新が15%~23%のいずれかですのでこちらを重点的にすれば合格ラインに近づきます。
試験料は2万円ですのでこちらも必要となります。
試験内容
Salesforce 認定 CPQ スペシャリスト試験では、以下の目的に関する受験者の知識とスキルを 評価します。受験者は、CPQ の実践経験があり、以下に示す各分野の知識と専門技術が必要です。
CPQプラットフォーム
§
・参照オブジェクトと数式項目を使用して、要件を満たす価格ルールを設計、構 成、および トラブルシューティングをする
・価格と要件を満たすために、見積計算シーケンスと見積品目価格設定項目の理 解を適用する
・すぐに使用可能なカスタム権限、レコードタイプ、項目セット および ページ レイアウトを利用して、ユーザが要件を満たすことができるようにする
・与えられたビジネスプロセスで CPQ オブジェクト全体のデータフロー(ツイン 項目など)の知識を示す
・データ移行に関する CPQ オブジェクトデータモデルに関する知識を示す
・ローカライゼーションおよびマルチ通貨用に CPQ を設定する §
・シナリオに沿って、必要な CPQ パッケージレベル設定を決定する
・CPQ 管理パッケージが Salesforce 組織にどのように適合するか決定する
バンドル設定
・シナリオに従い、ビジネス要件を満たすためにバンドル設定を構成する §
・シナリオに従い、ビジネス要件を満たすために製品ルールを構成する
価格
・シナリオを考慮して、適切な価格設定戦略(割引スケジュール、ブロック価格 設定、契約価格、サブスクリプション価格設定、合計に対する割合、使用量 ベースの価格設定)を特定します。
・シナリオに従い、期待される価格設定を決定する
見積テンプレート
・シナリオに従い、ビジネス要件に合う見積テンプレートを設定する
商品選択
・シナリオに従い、検索条件、項目セット、カスタムアクションを使用して、商 品選択と設定を有効にする
注文、契約、修正、更新
・注文と契約の作成に必要なデータを理解します §
・ビジネス要件を満たすために、更新 および 修正見積を作成する方法を理解します
・シナリオに従い、ビジネス要件を満たすために、注文、契約、サブスクリプ ション、および 試算をいつ使用するかを提案します
商品
・商品、価格表、価格表エントリの設定する
・商品カタログの設定が CPQ データフロー全体に与える影響を理解します
承認
・ビジネス要件に合うように、標準承認 または 高度な承認を選択し、設定します
難易度
Salesforce 認定 CPQ スペシャリスト資格は、基本資格であり、Salesforce CPQ ソリューションの実装経験のある方を対象としています。
合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを
完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。
モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格
も含めて資格失効となります。
基本資格も実務経験が必要なことが条件に掲げられており試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となる為、資格取得難易度は高めです。
この認定資格は、Salesforce CPQ プラットフォームを使用した見積フローの設計、構築、実装のスキルと知識があることを証明したいSalesforce の顧客、 パートナー、Salesforce の従業員を対象とします。Salesforce 認定 CPQ スペシャリストの資格を得ることにより、バンドル設定、価格設定、出力ドキュメント、更新および修正を構築できる能力を示すことができます。
Salesforce 認定 CPQ スペシャリストは、Salesforce CPQ プラットフォームの経験と CPQ 用 語の知識を持ち、プラットフォームに関する基本的な問題をトラブルシューティングして解決できる能力が求められます。
Salesforce 認定 CPQ スペシャリストは通常、CPQ スペシャリストの役割で1年の経験が必要になります。
Salesforce 認定 CPQ スペシャリストの受験者は、Salesforce CPQ ソリュー ションの経験と、以下の概念に関するスキルと知識が必要になります。 §
・バンドル (機能、オプション、オプション制約、設定属性)、商品ルールを構成できる §
・参照オブジェクトと数式項目を使用して価格ルールを構成し、見積計算シーケンスと見積品目価格設定項目を理解できる §
・シナリオを考慮して、適切な価格設定方法(割引スケジュール、ブロック価格設定、 契約価格、サブスクリプション価格設定、合計に対する割合)を特定できる §
・見積規約、品目列、テンプレートセクション、コンテンツを使用して、動的見積テンプレートを構成できる
・更新と修正の見積を生成できる
・基本的な商品ルール、価格設定、データフローの問題をトラブルシューティングして解決できる
・発注および契約プロセスを活用できる
・商品、価格表および価格表エントリを管理できる
・ユーザ権限、レコードタイプおよびページレイアウトを構成する §
・標準および高度な承認を理解している
・CPQ オブジェクトデータモデルに関する知識(オブジェクト関係、ツイン項目、データ移行、ローカライゼーション)がある
・CPQパッケージレベルの設定と管理パッケージの考慮事項に関する知識がある §
・商品の選択と構成のために、検索フィルター、項目セット および カスタムアクションの構成ができる
この試験の受験者は、場合によっては以下のサポートが必要です。
・複合サマリー変数
・割引率表を使用したブロック
・ネストされたバンドル
・ネストされた見積規約
・詳細なグルーピング
・詳細な見積テンプレートトピック