上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。
具体的には、
・試験対策
・試験内容
・難易度
についてのお話です。
資格を取得することのメリットとしては、
①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。
知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。
②就職できる可能性のある会社が増えます。
③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。
場合によっては高収入が得られるかもしれません。
試験対策
試験対策として、多肢選択/複数選択方式の60問を試験時間105分で合格点70%以上を取れれば資格取得可能です。
試験準備として、Salesforceの実機に触れた経験、オンラインのコースの受講、および自身の学習を合わせることをオススメします。
下記の試験内容に記載しているアプリケーション開発のテーマの出題割合が、56%なのでこちらを重点的に学習して、データ管理/BUSINESS MANAGER の使用のテーマの出題割合が21%の分と、残り9%と14%のテーマもおさえる事が出来れば合格に近づくと思われます。
試験料は2万円ですのでこちらも必要となります。
試験内容
Salesforce 認定 B2C Commerce デベロッパー試験では、以下の目的に関する受験者の知識 とスキルを評価します。受験者は B2C Commerce の実践経験があり、以下に示す各分野の知識と専門技術が必要です。
試験対策
・与えられた Sandbox と Eclipse IDE を使用して、UX Studio のインストール、 Sandbox 環境へのコードのアップロードを行う
・与えられた Sandbox とデータインポートファイルを使用して、Business Manager Import/Export モジュールでファイルをインポートする
・与えられた Storefront サイトのコードを使用して、カートリッジパスに適切な順 序でカートリッジ名を追加する §
・与えられた Sandbox インスタンスと UX Studio 接続を使用して、UX Studio と Sandbox 間のファイル同期の問題をトラブルシューティングする
DIGITAL アーキテクチャ
・与えられた Business Manager タスクに従って、Product データモデルを使用して 商品、商品カテゴリ、関連する在庫を管理する
・与えられた設定タスクに従って、Business Manager で ストアフロントデータを 使用して注文を完了する
・与えられた Configuration タスクに従って、Business Manager を使用してコンテ ンツアセット、コンテンツスロット、コンテンツフォルダーを操作する
データ管理/BUSINESS MANAGER の使用
・与えられたビジネス要件に従って、サイトの検索設定を変更し、特定の商品属性 に対する検索を有効化する §
・与えられたビジネス要件に従って、ストアフロントで使用可能な検索絞り込み定 義を作成する §
・与えられたコードと Sandbox インスタンスを使用して、Business Manager でロ ギングの有効化とログカテゴリへのアクセスを行う §
・与えられたビジネス要件に従って、データを下流のシステムへ渡し、ストアフロ ントを拡張して既存のシステムオブジェクトタイプに新しい属性を追加する
・与えられたビジネス要件に従って、カスタムオブジェクトタイプを作成してカス タムデータ型を格納する
・与えられたパフォーマンス問題とサンプルコードについて検討し、誤ったキャッ シュ設定や原因を特定する
・与えられた仕様と Sandbox インスタンスに従って、Data API や Shop API に必 要な OCAPI 権限を設定する
アプリケーション開発
・与えられた開発タスクに従って、ISML 機能 (ローカルインクルード、リ モートインクルード、モジュール、コンポーネント) を使用した ISML テ ンプレートを作成する
・デバッガーを設定してスクリプトやパイプラインの機能を調査する
・与えられた要件に従って、スクリプトを使用してテンプレート/JSON を表示する JavaScript コントローラを作成する
・与えられたコーディングシナリオに従って、JavaScript コントローラを修正 してコントロールロジックを変更する §
・与えられた要件に従って、フォームの外観を修正したり、バリデーションと CSRF 保護を追加したり、プロセス項目へのバインドを使用したりする
・与えられたローカライズ要件に従って、テンプレート、フォーム定義、静 的ファイル、プロパティファイル、永続オブジェクト属性の実装と拡張 を行い、ローカライズされたページを表示する
・与えられたログ要件に従って、さまざまなログレベルでカスタムログファ イルに non-sensitive データをロギングするようにコードを記述する
・与えられた要件と簡潔なサービス仕様に従って、サービスフレームワークに基づいたインテグレーションと配備を行う
・与えられたユースケースに従って、hooks.json に定義されてない拡張機能 をフックする
・ベストプラクティスに従わないコードの問題点を特定し、パフォーマンスやスケーラビリティを考慮したベストプラクティスに準拠したコードに修 正する
・与えられたビジネス要件に従って、OCAPI Shop API と Data API を使用して外部システムとの相互運用性を向上する
難易度
Salesforce 認定 B2C Commerceデベロッパー資格は、Salesforce B2C Commerce Digital の フルスタックデベロッパーとしての経験がある方を対象としています。
この資格は、B2C Commerce Digital を使用した e コマースソリューション開発の知識やスキルが求められる Salesforce のお客様、パートナー、および従業員を対象としています。
求められる知識やスキルには、開発環境の設定、B2C Commerce データモデルの操作、Business Manager を使用したサイトの設定タスク、スクリプトを使用したサイトのビジネスロジックの拡張、外部アプリケーションとの連携、サイトのパフォーマンスの最適化、一般的な問題のトラブルシューティングなどが挙げられます。
合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格も含めて資格失効となります。
基本資格も実務経験が必要なことが条件に掲げられており、試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となる為、資格取得難易度は高めです。
Salesforce 認定 B2C Commerce デベロッパーは通常、3 ~ 6 か月の B2C Commerce デベ ロッパーとしての経験と、次の概念に関するスキルおよび知識を持つことが求められます。
・B2C Commerce Digital サイトの要素がどのように連携するかを理解している §
・カートリッジを作成して、再利用可能な機能をサイトに追加できる §
・SiteGenesis に含まれる要素を理解している §
・既存のサイトまたは LINK カートリッジ内でのパイプラインの動作を説明できる
・サイトにビジネスロジックを加える JavaScript コントローラを作成およびトラブル シューティングできる §
・ISML テンプレートを使用して、再利用可能なコードを作成できる
・Digital Script API パッケージを使用して、サイト要素を操作できる
・Forms Framework を使用して、ユーザー入力値の検証、表示、格納を制御できる
・ジョブスケジューラーを使用して、ジョブを作成および管理できる §
・Open Commerce API と Web サービスを使用できる §
・適切な手法を用いて、サイトコードやサイト設定に関する問題のトラブルシューティングと、サイトパフォーマンスの最適化を行うことができる