上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。
具体的には、
・試験対策
・試験内容
・難易度
についてのお話です。
資格を取得することのメリットとしては、
①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。
知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。
②就職できる可能性のある会社が増えます。
③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。
場合によっては高収入が得られるかもしれません。
試験対策
試験は、多肢選択/複数選択方式の60問、試験時間105分、合格点66%です。
試験準備として、Salesforce では実機に触れる経験、オンラインコースの受講、Trailhead トレイル、自身の学習を合わせて行うことをオススメします。
試験内容に記載のあるテーマとして、ロジックとプロセスの自動化の出題割合が46%ですのでこちらを重点的に学習して、他のテーマの出題割合が12%以下ですので万遍なく学習することで合格ラインに近づきます。
試験料は2万円ですのでこちらも必要となります。
試験内容
Salesforce 認定 Platform デベロッパー試験では、以下の目的に関する受験者の知識とスキル を評価します。受験者は Lightning プラットフォームでのカスタムアプリケーション開発の実践経験と、次の各機能を実際に利用した経験が必要です。
SALESFORCE の基本
・マルチテナント環境で開発する場合の考慮事項を説明する §
・Salesforce プラットフォームの機能で MVC パターンへの対応付けを行う方法を説明する
・Salesforce スキーマの主要な CRM オブジェクトの機能を説明する §
・AppExchange を使用してアプリケーションの機能を拡張する一般的なシナリオを特定する
・与えられたシナリオに従って、宣言的カスタマイズの一般的なユースケースを特定する
データモデリングおよび管理
・与えられた要件に従って、適切なデータモデルを決定する
・各種リレーション種別の機能および、レコードアクセス、ユーザインターフェース (UI)、オブジェクト指向プログラミングについてそれぞれのリレー ション種別が与える影響を説明する
・Apex 開発のスキーマ設計および変更の影響を説明する
・エンティティの関係をまとめて図に表す方法を説明する
・データを開発環境にインポートおよびエクスポートする場合のオプションと 考慮事項を説明する
ロジックとプロセスの自動化
・プログラムでオブジェクトスキーマにアクセスして利用する方法を説明する §
・数式項目の機能とユースケースを説明する
・積み上げ集計項目の機能とユースケースを説明する
・宣言的プロセス自動化機能を説明する
・宣言的自動化機能を使用するケースと、Apex クラスおよび Apex トリガを使用するケースの相違点を説明する
・Apex で変数および定数を宣言する方法、式を使用して値を割り当てる方法を説明する
・Apex のプリミティブデータ型と複合データ型について、またこれらのデータ型を使用するケースを説明する
・Apex フローの制御ステートメントを使用して適用する方法を説明する §
・Apex クラスとインターフェースの記述方法と使用するケースを説明する
・Apex でオブジェクトを操作する場合の SOSL、SOQL、DML の基本ステートメントの使用方法を説明する
・データを効率的に処理するためにトリガおよびクラスで使用する基本パターンを説明する
・トリガを使用するケースと記述方法を説明する
・Apex トランザクションにおけるガバナ制限の影響を説明する §
・Apex トランザクションの関係、保存の実行順序、再帰/カスケードの可能性を説明する
・Apex での例外処理の実装方法を説明する
・Visualforce コントローラの記述方法を説明する
・Visualforce の標準コントローラを使用するケースおよび方法と Apex カスタムコントローラおよび拡張コントローラを使用するケースおよび方法の相違点を説明する §
・Apex および Visualforce のセキュリティの脆弱性を排除するプログラミング手法を説明する
・Apex を使用することにより宣言的変更機能に与える影響を説明する
ユーザインターフェース
・Visualforce ページを使用して Salesforce データを表示する方法を説明する §
・Visualforce ページに組み込むことができる Web コンテンツの種別を説明する §
・Visualforce ページを Lightning アプリケーションに組み込む方法を説明する §
・Lightning コンポーネントフレームワークのメリットを説明する §
・Lightning コンポーネントに含めることができるリソースを説明する
テスト
・テストフレームワークとリリースの要件を説明する §
・トリガ、コントローラ、クラスの単体テストの記述方法を説明する §
・テストデータの各種ソースを使用するケースと方法を説明する §
・1 つまたは複数のテストクラスを実行する方法を説明する §
・匿名実行での Apex 起動と単体テストの相違点を説明する
デバッグツールとリリースツール
・さまざまな種類のデバッグログを監視およびアクセスする方法を説明する §
・開発者ツールの機能およびセキュリティに与える影響を説明する §
・メタデータおよびビジネスデータをリリースするさまざまなプロセスを説明する
・さまざまな環境を開発およびリリースプロセスで使用する方法を説明する
難易度
Salesforce 認定 Platform デベロッパー資格は基本資格です。
合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格も含めて資格失効となります。
基本資格も実務経験が必要なことが条件に掲げられており試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となる為、資格取得難易度は高めです。
Salesforce 認定 Platform デベロッパー資格は、Lightning プラットフォームでのカスタムアプ リケーション構築の知識、スキル、経験がある方を対象としています。
この資格は、Apex と Visualforce を使用して Salesforce を拡張するカスタムビジネスロジックおよびインターフェースを開発するための Lightning プラットフォームの基本的なプログラミング機能を網羅します。
受験者がこの資格を取得するには、Salesforce 認定 Platform デベロッパー試験に合格する必要があります。
この資格は、Salesforce 認定上級 Platform デベ ロッパー選択試験受験の前提条件となります。
Salesforce 認定 Platform デベロッパー試験は、Lightning プラットフォームのプログラミング的機能を使用した基本のビジネスロジックおよびユーザインターフェースの開発とリリースの経験があり、後述の試験範囲に示すスキルおよび概念を実践的に応用したことがある方を対象としています。
Salesforce 認定 Platform デベロッパーは通常、開発者として 1 年から 2 年かつ、Lightning プ ラットフォームの 6 か月以上の経験が必要です。
Salesforce 認定 Platform デベロッパーの受験者に必要な経験、スキル、知識は次のとおりです。 §
・Lightning プラットフォームの基本的なプログラミング機能を使用して、Salesforce 機能を拡張するカスタムインターフェースを開発し、カスタムビジネスロジックを開発できる
・Apex と Visualforce を使用して Lightning プラットフォームを拡張でき、Lightning コ ンポーネントを理解している
・プラットフォームの関連する宣言的機能に精通し、必要に応じて活用できる §
・宣言的方法とプログラミング的方法を使用するケースの相違点を把握している §
・開発からテストまでの開発ライフサイクルに精通し、利用できる環境の知識がある §
・Salesforce モバイルアプリケーション機能と Lightning フレームワークの基礎に精通 している
・Lightning プロセスビルダーと Apex トリガを使用するケースの相違点を把握している
・Java、JavaScript、C#、Ruby、.NET など、オブジェクト指向言語に関する経験がある §
・データ駆動型のアプリケーションとリレーショナルデータベースに関する経験がある
・MVC (モデルビューコントローラ) アーキテクチャとコンポーネントベースのアーキテクチャに関する経験がある
・この受験ガイドに示す参考資料および Salesforce から追加提供される必須の資料が学習済みである