上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。
具体的には、
・試験対策
・試験内容
・難易度
についてのお話です。
資格を取得することのメリットとしては、
①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。
知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。
②就職できる可能性のある会社が増えます。
③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。
場合によっては高収入が得られるかもしれません。
試験対策
試験は、多肢選択/複数選択方式60問、試験時間90分、合格点が68%です。
試験準備として、Trailhead Academyでは、実機に触れる経験、オンラインコースの受講、 Trailheadトレイル、自身の学習を合わせて行うことをオススメします。
試験内容に記載のあるテーマで、環境とテストの出題割合が17%で、アプリケーションライフサイクル管理が15%、リスクの特定と軽減が12%ですのでこちらを重点的に学習して、他のテーマの出題割合が3%~10%のいずれかですので、万遍なく学習すれば合格ラインに近づきます。
試験料は4万円ですのでこちらも必要となります。
試験内容
Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナー試験では、以下の目的に関する受験者の知識とスキルを評価します。
環境
・顧客の環境および要件に従って、適切な組織戦略を定義しながら、ビジネス、技術、アーキテクチャに関する考慮事項を評価する
§
・与えられた顧客シナリオに従って、適切な種類の Sandbox を利用する環境 (Sandbox) 戦略を定義する (複数プロジェクトのストリーム、トレーニング要件、 ステージング、本番組織、ホットフィックスなど)
§
・複数プロジェクトのストリーム、トレーニング要件、ステージング、ホットフィッ クスを考慮に入れながら、Sandbox 戦略を特定のリリース計画に適用して対応付 ける
§
・新規 Salesforce リリースに関する顧客シナリオに従って、リスクを軽減する適切な戦略を推奨する
§
・特定の要求が含まれる詳細な顧客環境シナリオに従って、要求を本番環境に直接組み込む場合の影響を説明する
§
・与えられた顧客シナリオに従って、ソース管理で分岐/バージョン/マージ設定を使用する方法を説明し、適切な戦略を推奨する
アプリケーションライフサイクル管理
§
・与えられたプロジェクトリスクと顧客要求に従って、さまざまな開発手法の利点とリスクを評価する方法を説明し、顧客環境に基づいて適切な手法を推奨する
§
・与えられた顧客シナリオに従って、適切なリリース管理戦略を説明して推奨する
テスト
§
・与えられた顧客シナリオに従って、適切なテスト手法を説明して推奨する
ガバナンス
・与えられた顧客シナリオに従って、適切なガバナンスフレームワークを分析して推奨する
リスクの特定と軽減
§
・顧客環境のリスクを把握して、適切な軽減戦略を明確にする
変更セット
§
・与えられたシナリオに従って、適切なリリース戦略のコンポーネントとツールを比較対照して推奨する
メタデータ API
・与えられたシナリオに従って、リリースにメタデータ API を使用する場合の機能、制限、考慮事項を説明する
継続的インテグレーション手法
・与えられた複雑な顧客シナリオ機能に従って、ソース管理、自動化テスト、リリースツールの適切な使用を特定し、関係するプロセスを明確にする能力を提示する
手法ツール
§
・アジャイルツールを使用してアジャイル開発プロセスをサポートする利点を説明する
パッケージの把握
・与えられたシナリオに従って、管理パッケージまたは未管理パッケージを使用する場合の使用事例と考慮事項を分析して説明する
難易度
Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナー資格は基本資格です。
合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格も含めて資格失効となります。
基本資格も実務経験が必要なことが条件に掲げられており試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となる為、資格取得難易度は高めです。
Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナー資格は、Lightning プラット フォームの開発およびリリースアクティビティの管理と、ビジネス関係者と技術関係者へのテクニカルソリューションの効果的な伝達における必須のスキルおよび経験を有するプロフェッショ ナルを対象としています。
Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナーは、環境および要件を分析して、適切なガバナンスフレームワークを設計し、Lightning プラットフォームで開発およびリ リースのライフサイクルを管理した経験があることが求められます。
デザイナーには、複雑な開 発およびリリース戦略を設計して実装した経験のほか、提案するソリューションと設計のトレードオフについてビジネス関係者と技術関係者の両方に伝えた経験が必要です。
Salesforce認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナーに通常求められる経歴および 経験は次のとおりです。
・コンピューターサイエンスの学士号または同等の学位
・Salesforce プラットフォームの経験が 2 ~ 3 年
・Salesforce プロジェクトの実務または管理による Salesforce の経験が 1 ~ 2 年 §
・運営委員会に参画した経験が 1 ~ 2 年
・エンドツーエンドのソフトウェア開発ライフサイクルプロジェクトの経験が 1 回以上
Salesforce認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナーの受験者は、以下の経験、スキル、知識、能力が必要です。
・開発手法およびトレードオフを伝える
・代替の開発手法を提供する
・変更管理およびリリース管理を通してガバナンスを保証する §
・環境管理におけるガバナンスを保証する
・リリース戦略を効果的に策定して実行する §
・技術ツールを使用してリリース戦略と環境に配慮したアプローチを実行する §
・メタデータ API の機能と特徴を説明する
・メタデータ API のアクセスに利用できるツール (Ant 移行ツール、Force.com IDE、変更 セット) の機能と制約を説明する
・ソース管理と継続的インテグレーション、その使用方法と推奨ケースを説明する
・テスト手法を活用する
・復元およびバックアップの戦略を説明する
・リリース KPI を理解する
・Salesforce リリーススケジュールに従い、スケジュールがリリースとプロジェクトに与 える影響を理解する